みなさんこんにちは。
秋葉の森総合公園より、天然芝サッカー場管理の一環として、
当グラウンドの芝管理・育成手法について毎月1回発信しております。
さて、早くも2019年も2月を迎えております。
まずはこの冬の気象について。
この冬はエルニーニョ現象の報告により12月初めごろは暖冬傾向にありましたが、
その後、年末ごろにはほぼ平年並みとなり・・・
1月の気温も平年並みの寒さとなりました。(平均気温4.1℃、平年3.6℃)
ただし、気象台記録による降水量は平年の四分の一。
まともに雨が降った日は1月はたったの1日だけ。
カラカラに乾燥した日が続きました。
そのため、養生シート下の芝の生育は停滞しました。
しかし逆に
雪などはなかったため、地温は安定 し、ライグラス・ティフトンともに
地下根は良好な状態 に見受けられます。
また、乾燥が続いたことが、病害発症の可能性低下につながったと思います。
そのため、前回にお知らせした、月1回のシート撤去・薬剤散布などの作業は今月まで見合わせること
となりました。
ひと月ぶりに養生シートを剥がした状態がこちらです↓
(2019年2月4日)
久しぶりに、3週間ぐらいかけてゆっくり効くタイプの肥料を与え、散水もたっぷり。
前述した通り、芝の伸長、病害はなかったため刈込み等はなし!
これで再度、20日間ほどシートで養生したのち、いよいよ芝刈り開始!
本格的な春シーズンの利用が始まります!!